【レポ】20190315オレンジカフェ研修会:100分でわかるユマニチュード@長岡市社会福祉センター

三島病院認知症疾患医療センター森田先生による、「ユマニチュードを学ぶ会」があり、ハンド*アロマメンバーと、アロマハンドセラピスト資格保有者も参加させていただきました。

 

トモシア3F多目的ホールは、家族の会のおなじみさん、傾聴ボランティアさん、現場のケアラーさんなど、たくさんの方が集まっていました。

 

DVDを見ながら、時折森田先生が解説され、いただいたレジュメには書き込みがぎっしり!になりました。

「ユマニチュード」は、ポジティブな人間関係をつくるコニュニケーションの技術。ごく一部をご紹介します。

 

見る:ゆっくり近づき、正面からアイコンタクトをとる

話す:テンポに合わせて、ゆるやかに、短い言葉で。「ありがとう」「大好き」を伝える。介護のとき「◯◯しますね」など声がけをする。

触れる:面で広く温かく、やさしく、支えるように。

 

強い拒否がある場合は、いったん「嫌だ」という気持ちを「そうか、嫌なんだね」と受け止める。ときには諦めて出直すことも大事。

覚醒水準を徐々に上げるには、机などをゆっくり3回ノックして3秒待つ。そこから見る・話す・触れるの技術で丁寧に関係性を作り出す。

それでもうまくいかない場合は、抱え込まずにSOSを発しよう。かかりつけ医や地域ケアマネなどに頼ってください。

 

そしてこの技術。高齢者だけでなく、普通のコミュニケーションスキルとしても、使えるよね!と参加したメンバー皆、喜んでいました。日頃誰かのケアでお疲れの方が「ホッ」としていただけるよう、これからも日常生活とハンドトリートメント施術を通じてスキルを磨いてまいります。

ハンド*アロマの活動

公共の場かつ食事を提供されているカフェの片隅での施術ですので、周りの方のご迷惑にならず、かつご参加者の五感に働きかけるアロマづかいを心がけています。

ご年配のかたに馴染みのある日本の植物のかおりをほのかに香らせながら、新潟県産椿油で手首から先を10分ほどなでさするトリートメントをします。皮膚の状態を確認しながら、その日のその方に一番あった方法で、笑顔とやさしいタッチで、安全第一で実施しております。

限られた時間の中ですが、いつも12名様ほどと触れ合わせていただいています。商品・サービスの売り込みなどは一切行いません。

 

次回のまちなかオレンジカフェ開催予定

2019年4月19日(金)13:30-15:30 長岡市社会福祉センタートモシア1Fのカフェく・る~むで開催です。

オープンな雰囲気ですから、はじめての方は離れたところからそっと見学して頂くことができます。

世話人会の皆様もとても親切ですから、ぜひお気軽に参加してみてはいかがでしょうか?